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Coating of “DEVOE” Archtop guitar was completed.
- 2015/5/26
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●私が持っていた「デールアンガー」と交換したギター、「DEVOE」です。塗装がひどい状態でしたので、塗装を剥離してセラックで再塗装し直しました~(^^)/ 以前の塗装は、プロのリペアマンに頼んでやってもらったらしいですが。本当にプロでしょうか?何と「柿渋」で着色!しかも、明らかにラッカーではない何か?訳の分からない艶消し塗料が厚く上塗りされているのにはビックリです。普通ステン系の木材に染み込ませる塗料の場合、仕上げに艶消し塗料を厚塗りするもんでしょうか?そんなん!ステンのん~ですよ(笑)ホンとにステンの涙!いや「スマンの涙」ですよね(古い方は分かります)これは意味ないと思います。それは確実に音を殺します!しかも、色は斑になっているは、研磨仕上げすらもされていないという、素人の私にも信じられないレベルです。本来ネックとボデイが離れていなければならない部分の隙間には、厚く柿渋塗料が埋め込まれていて、これもボデイの振動を妨げています。隙間の塗料を全て剥がして、研磨し直して元の状態に戻すのに何時間もかかってしまいました~(^^)/
そこから、塗装を機械と手作業で全面的に一旦剥がし、再塗装しました。柿渋はステンオイルと同じで木材にしみこみますので、スプルースは、染み込んだ塗料をほぼ剥がせましたが、メイプルの部分はなかなかそうはいきません。少しアクが残るのは、それは仕方ありません。ビンテージ風ということに(笑)するしかありません。それでも、全体的にはかなり綺麗に柿渋塗料はとれましたよね~(^_^)/ この写真は、まだ1回目の塗装の状態を写真でアップしていますので、完成時はもう少し濃いビンテージナチュラル色になると思います。後日、7回程でしょうか?上塗りした完成写真をアップする予定です。塗料は「セラック」塗装です。何回も丁寧に塗る必要があり、また、超速乾なのでムラが出来やすく、塗装するのが難しいです。でも、私はこの塗料が一番好きで、自分で塗るのはこれでと決めています。
●2回目の塗装です。パフは最終(7回目~)段階でかけます。Coating of DEVOE-Guitar was completed.