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人を生かす
- 2022/2/14
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人を生かすと一言でいっても実際は難しいものです。優しさだけでは駄目ですし、厳しいだけでも駄目です。バランスが大事ですし、何より優れた知識や、実践を通した「智慧」も必要です。根本に霊的人生観(唯物観ではなく)があり、その方を活かすための適材適所の考え方や、長所でお付き合いする方法。ある意味、仏教的な寛容の精神も必要ではないでしょうか。
山本五十六元帥が言っていた言葉に「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。 今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。 何が「できるか」、とその「可能性を発見」してやってくれ。
北垣響絃-音楽事務所では多くの音楽講師が音楽店舗等で先生として稼働し活躍しています。基本的には、その方々の長所をもって仕事にあたるように言います。同じように、その方の短所が出るような方向で配置しない事も大事です。評価にしても、一律的な考え方はしません(平等と公平の両方から見ます)。
例えば、生徒と友人のような関係で長く長く教えていける先生もいるでしょう!本当に一騎当千のプロを創るのが上手い先生もいます! また、生徒を早く仕上げる(趣味の世界で上手くする)先生もおられるでしょう。この先生に習った生徒さんは、当然ですが生徒は早く卒業することになります。また、先生の人格も素晴らしくて、まるで「良きお父さん」のように、良き影響力を生徒さんに与えられる先生もいるでしょう。音楽を通して、素晴らしい「精神性」を学ぶことが出来る先生です。
これらの、先生方の評価というものには、「それぞれ、一人ひとりの生徒さんの立場」から見た評価というのもありますし、あるいは、経営者の立場から見ての評価も当然あるでしょう。
しかし、その方の長所を活かし、会社として最高最大の「善」が行われますようにと考えて、適材適所に配置していきたいものですね。(*^^)v